二度目の流産~稽留流産~

流産死産の記録
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二度目の妊娠は一度目の妊娠から一年後、31歳の時でした。

その一年もいろんな感情がありました。
いずれ書こうと思いますが、まずは妊娠について。
思い出しながら書いていくので、読みにくい部分があったらすみません。

流産から一年後に分かった妊娠。

この時の私は、何故だか次は普通に生まれてくるものだと思っていました。
「流産なんて特別な事、今まで平々凡々と生きてきた私に何度も起こるはずがない」
本気でそう思っていました。
本当に、こんな結果になるなんて、思いもしませんでした。

最初の流産の時に行った病院は何となく行きづらかったので、別の病院に行きました。
1度目は5週目に行き、卵嚢を確認。
そして二週間後に再度病院へ。

私はこの妊娠で、人生で初めて胎児の『心拍』を見る事が出来ました。

多分。

正直、いまいち分かりにくかったのです。
点滅してる気もするし、何もしていない気もする。

先生に
「ちょっとまだ弱いけど、心拍確認出来ましたねー。」
と言われたけど、よく分からなかったんです。

でも、『心拍が確認できた』という事実が嬉しくて、
「まぁ次にちゃんと見ればいいか。」
と深く聞かずに流してしまいました。

ただ、ずっと測っていた基礎体温ば微妙に低かったので、お尻に注射を打たれました。
(いまいち何の注射かよく分からず…説明は受けたけど、よく理解していなかったんだと思います…)
そして、当期芍薬の漢方薬も貰いました。

多少の不安はあったけど、これだけの事をしても、正直全然深刻に思っていませんでした。
何故だか今回は大丈夫!と勝手に思っていたのです。
それでも、毎日必ず漢方薬を飲み続けました。

そして、二週間後の診察日が来ました。
まだ母子手帳を貰ってなかったので、それについて聞こうと思っていました。

一人目の時に貰えなかった母子手帳。
早く欲しかった。

待合室で名前を呼ばれ診察室前の待合席に座りました。
そこには
『母親学級のお知らせ』
が貼ってありました。

「診察が終わったら、これ予約しないとなぁ。」
ぼんやりとそう考えていた事を、すごく覚えています。

名前を呼ばれ、診察室へ。
診察台に乗って見てもらうと、先生の様子がおかしい。
「心臓…動いてないですね。」

頭が真っ白になりました。
思考が止まる、というのかな。

先生に映像を見せてもらったけど、赤ちゃんの形は写っている。
でも、静止画。
いわゆる「心拍のピコピコ」が映っていない。

頭の中が真っ白のまま、処置の話になりました。

前回とは違いお腹の中に赤ちゃんが入ったままなので、外に出してあげないといけない。
そのために、全身麻酔で手術しないといけない。
自然に出てしまった前回よりも、大掛かりな処置です。
でも、やるしかない。

ある程度聞いた後、予約をする為に診察室前の待合席で再び待つことに。

診察室を出た時の、あの気まずさ…。

待合室までは声が聞こえてないけど、診察室前の待合席で待っていた人には確実に聞こえているんですよね。
「待っていた方、ごめんね…」
何故か心の中で謝りました。
妊婦さんに縁起でもない話聞かせてしまって悪かったなぁ…。
なんて、客観的になる私。

そして、また目に入ってしまったのです。
『母親学級のお知らせ』

数分前に見た時には、私、幸せでした。
幸せだったんです。

普通に母親学級予約して、何ならその日のうちに母子手帳取りに行こうと思っていました。
普通にマタニティ生活を送り、普通に出産し、普通の子育てする…。
そういうものだと思っていました。

普通に、普通に。

今度は大丈夫。
そう思っていました。

でも…
たった数分で、その未来は無くなりました。
母親学級の予約をする必要はなくなった。
その後の未来もなくなった。

たった数分なのに。
たった数分で、こんなにも見える人生が変わってしまうのか。

悲しいとか辛いとかじゃなくって、ただ事実を受け入れるので精一杯だった。

いいえ、事実を受け入れてはいない。
ただ「手術を受ける」という出来事だけ受け入れただけ。

家に帰る前、主人にメールしました。
たまたま主人が休みだったのです。
「混むから一人で行くよー。」
と言って一人で行ったのが、良かったのか悪かったのか。。。

家に帰ると、主人が両手を広げて待っていてくれました。
私はその姿を見た瞬間、ドバーッと涙が出て、主人に抱き着きました。

泣きました。

悲しくて。
悔しくて。

何でまたこんな事になっちゃったんだろう。
何でまたいなくなっちゃったんだろう。

泣いても考えても、どうにも分からない現実。

『稽留流産』

手術の日、主人が休んでくれました。
手術は麻酔している間に終わります。

麻酔をしているので、全然覚えていません。
赤ちゃんと別れた記憶も分かりません。

前回は、一応赤ちゃんの最後の姿は見れた。
感じる事が出来た。

でも、今回は寝ている間に離れてしまう。
そして、姿すら見る事が出来ない。

手術は無事終わり、少し休んだらその日のうちに帰宅出来ます。
早いですよね。
出産なら一週間。
流産なら日帰り。

亡骸はどうなるんだろう。
頭の中では思ったけど、怖くて聞けませんでした。
言えば見れたのか?
亡くなってから時間が経っている形が整っていないかもしれないらしいけど、どうだったんだろう。
それも分からない。
もちろん、まだ性別も分からない。

子供の情報は、殆どありません。

これで、私の二回目の妊娠が終了しました。

長くなってしまったので、続きはまた書いていこうと思います。

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